窓の聞け方でわかる運転のレベル

最後に電気系のトラブルについて少し触れておきましょう。
電気系の故障を事前に察知するのは非常に困難です。

 

あるときなんの前触れもなく、パタっと壊れてしまうことが多いのです。
そんなわけで、電気系は事前の処置というよりは、壊れたときの修理の仕方についてお話ししたいと思います。
よくある故障が電球切れ。ライトが点かない、ワインカlが点かないなどです。

 

このときぜひとも覚えておいてほしいのが、壊れた箇所の電球だけを交換するのはやめたほうがいいとうことです。
たとえばフロントの右側の電球が切れたとします。

 

その際、前後4つのワインカlの電球を交換するということです。
「ほかの3つは使えるのに無駄!」という声が聞こえてきそうですね。
ところが、1か所だけ替えると、そこだけ電気の通りがよくなってしまい、ほかとのパ-フンスがくずれてしまいます。
電気が関係する機構は、常に均一に安定した電力が供給されていることが、長持ちさせるための大切な要素です。

 

今や自動車の部品のほとんどがリサイクルされるので、環境的にも無駄とはなりません。
電気系の消耗品は、壊れる前に定期的に交換するのが理想です。しかし現実的にはそうもいかないでしょうから、どこかが壊れたらそこと同じ箇所もついでに替えるということを覚えておいてください。
余談になりますが、パワlウインドウの扱いが雑な人をときどき見かけます。

 

ああ見えてパワlウインドウは非常にたくさんの電力を必要とします。
窓が聞ききって(閉まりきって)いるにもかかわらず、必要以上にスイッチを押しっぱ
なしにすると、相当な電力を食ってしまいます。屋根にある電動ルlフも同様です。
とても些末なことに感じるかもしれませんが、こういった小さなことが、実はその人の
クルマの扱い方(運転技術)をよく表しているのです。

「何かが漏れてる!」というときは迷わず修理

クルマから何かしらの液体が漏れているのを見つけたときは、それが何であれすぐに修理の依頼をしてください。
どうしたんだろうと悩んでるだけ無駄です。
ちなみに、漏れているものは、エンジンオイル、ATフルlド(ミッションオイル)、
ラジエタl液、ブレーキフル1ドなどが考えられます。

 

このうち漏れている可能性が高いのは、エンジンオイルとラジエタl液です。
エンジンオイルは文字通りオイルですのでドロッとしています。

 

-フジエタl液は赤、青、緑などの色、がついているので、わりと判別しやすいと思います。
何はともあれ、どれもクルマにとっては欠かせない存在です。

 

ドボドボと漏れているときには手遅れです(すぐにクルマは走らなくなってしまいます)。
そうした事態を招かないための簡単な方法があります。
駐車場からクルマを出したら、そのまま出かけていかずに、たまにはクルマから下りて駐車場の地面を見る習慣を身につけてください。

 

 

そうすれば、何かが漏れていればすぐに気がつくはずです。
よく「クルマの下から何か漏れてるんです!」と相談されることがあります。そういう
とき私は必ず「その漏れてるものを触ってみた?」と尋ねます(クルマに詳しい人にはいいません)。
なぜなら、エアコンを付けていたことで発生した水がクルマの下にたまっているだけの場合があるからです。

 

みなさんも、触ってみてください。

 

触れば水と油の違いはすぐにわかります。

 

 

「ニオイ」は危険な兆候

昔のクルマに乗っていると、いろんなニオイ(トラブルによる)がしたものですが、最
近のクルマではほとんどそういったことはありません。
逆にいえば変なニオイを感じるときは、まず何かしらの問題があると思って間違いないでしょう。
異臭の代表的な種類は、排ガスのニオイとガソリンのニオイです。
車内にいるのに排ガスのニオイがするときは、マフラー(排気系のパlツ) の故障を疑
ってください。
最近のクルマのマフラーは、ステンレス製なのでそうそう錆びたりはしません。しかし、クルマの用途が近所の買い物だけという人は気をつけておいたほうがいいでしょう。
大ざっぱに説明すると、クルマはその原理上(ガソリンを燃やして走るという)、燃焼
する際に発生したガスを排出する部分に水がたまります。
しばらく走行していたら、エンJVJン(マフラー) はあたたまって、その水分は蒸発して

くれます。
ところが、エンJVJン(マフラー)が温まる前にクルマを停めてしまうと、マフラーの中
に水がたまったままになってしまうのです。
車内がガソリンくさいときは、キャニスタ!という排ガスを再利用する部品が壊れてい
る可能性が考えられます。
走行に支障をきたすことはありませんが、人体にはよろしくないので、早急に修理してください。

乗り心地が悪いと感じたときの対処法

さきほどの「、ブッシュ交換」というのは、乗り心地が悪くなってきたなと感じたときに
も手軽に(安く)使える手です。

 

ブッシュを替えるだけで、大幅に乗り心地が改善されるケlスがあります。
乗り心地が悪くなったといって相談したり、修理を依頼したりすると、「ショックアブ
ソlパーを替えてみましょうか」といわれることがあるようです。
修理をしてくれる所が全部そうだとはいいませんが、ショックアブソlパlは部品代が
高いわりに取り替える工程が簡単です。

 

もちろん、ショックアブソlパlも大事ですが、プッシュがへたっていてはたとえ新品のショックアプソlバlにつけ替えてもその効果は半減します。
そんなわけもあって「とりあえずショックアプソlパーを直して(交換して) みましょ
うか」ということになりがちなのです。

 

ブッシュは部品代が安価なわりに、修理に手聞がかかります。そのぶん工賃はかかるということです。

 

長く乗りたい人は、してください。
ショックアブソlパーだけでなくブッシュにまで気をまわすように乗り心地という点では、タイヤも大きく関係しています。
タイヤは路面のインフォメーションをいち早くキャッチするパlツです。

 

タイヤが硬くなっていると、路面からの振動がおもいっきりサスペンションに伝わるため、乗り心地に影響が出てきます。
また、タイヤは路面を走る際に発生する音を吸収する役目も果たしています。ですから、タイヤが経年変化によって硬くなると、音(ゴlッというロlドノイズ)が発生している
はずです。
タイヤを交換してみるというのが、ときとして乗り心地の改善に大きく貢献してくれる
のです。

 

 

 

 

ボディブローのように効いてくるトラブル

路面からの衝撃を吸収してくれるサスペンション。ドライバーやクルマの各部位にダイレクトに衝撃を与えないためにも大切なパlツであることはいうに及、びません。

 

運転していて、「ゴキゴキ」「コンコン」という音が車内に響くような感じがしたら、サ
スペンションを疑ってみてください。この部分のトラブルは振動ではなく、音で伝わってきます。
サスペンションの機構のなかには、ショックアプソlパ!と、ブッシュというパlツがあ
ります。
そのうちブッシュのほうは簡単にいうとゴムでして、このゴムが衝撃を和らげるのに大きな役割を果たしています。
ここまで何度もお話ししてきたように、やはりゴムですから年数が経っと劣化して硬く
なります。硬くなると本来は吸収できていた力を吸収できなくなるのです。
一概にはいえませんが、「ゴキゴキ」「コンコン」という音は、ブッシュを交換すれば、改善されることがあります。値段も高くありません。
なかには「そういう異音は気にならない」という人もいます。放っておくと事態は悪化
する一方ですよ。
衝撃を吸収する本来の役割が果たされないことで、クルマの各部に悪影響を及ぼします。
たとえばドアのたてっけなどに影響が出たり、ブレーキのききが悪くなったりすることもありますので、くれぐれも用心してください。
不必要な衝撃(振動)は長い時聞をかけて車体を弱らせていくと思っていてください。
気がついたときには、クルマはへロへロになっています。

 

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走っているとクルマがガクンとする

運転している(AT車)ときにシフトJダウンのショックが大きくなったと感じたら、そ
れは危険な兆候です。
トランスミッション(エンジンからの動力を上手に変換し、効率的に使うための装置)
に問題、が生じています。
これはATフルlド(潤滑油) の交換だけですんでしまうような軽傷のケlスもありますので、早めに修理に出してください。
重傷の場合、つまりトランスミッションの修理とか交換といった話になると、
出費を覚悟しなければなりません。
かなりのトランスミッションにはトラブルを抱えないことがなによりです。

 

そのためには、ATフルlドの交換を定期的にすることが必要です。最近のクルマのなかには無交換を謡うタイプもありますが、長く乗りたいのであれば、やはり213万キロくらいで交換することをオススメします。
「新車を買ってから数年、数万キ口走ってるけど一度も交換したことがない」という人も、これを機会にぜひ交換してみてください。絶対とはいいきれませんが、交換する前と比べてクルマが静かになったように感じられるはずです。

停止直前、ハンドルを切っていないのにクルマが曲がる

ついでに、ブレーキに関するトラブルに触れておきましょう。

 

ブレーキを深く踏んでいくとハンドルを切っていないにもかかわらず、なぜか右や左に曲がってしまうことがあります。
これはブレーキの片ぎきが原因です。

 

 

本当は左右のブレーキの動きが均等でなければいけないのに、片方のブレーキが強い、あるいは片方が弱いという場合に発生します。
大きく左や右に曲がるということでなければ、だましだまし乗るという人もいますが、
ほとんどがブレーキのオーバーホールを行うと直るので、いつまでも放っておくのはやめましょう。
これはクルマのトラブル全般にいえることですが、軽傷の(クルマが走っている)うち
に直すというのが鉄則です。
トータルでみればこまめに手を入れるほうが、安くあがります。
ための秘訣でもあります。
クルマを長生きさせるさらにもう一つブレーキのよくあるトラブルといえば、ブレーキを踏んだときに「キーツ」という不快な音がするアレです。
これはブレーキパッドに問題がある証拠です。
「ギー」という強い音(低音)がする場合、パッドがすり減ってしまっている証です。
「キュルキュル」という耳障りな高い音がする場合は、ディスクとパッドの相性が悪いとが考えられます。定期的にメンテナンスに出しているクルマではこういう音は出にくいです。

 

また純正のパlツを使っていれば、まず音は出ません。近年は音が出ないような素
材に変わってきてもいます。
ちなみに、ブレーキの部品の交換をするときは、できるだけメーカー純正の部品を使うようにしてください。
安いものを選んだりすると、異音の原因になり、ものによっては、ブレーキのききが悪くなることすらあります。

ブレーキを踏むとハンドルが「ブルブル」する

ハンドルにはクルマのさまざまな情報が伝わってきます。

ブレーキを踏んだときにハンドルが「ブルブル」と震える場合、ブレーキにトラブルが
起こっている可能性があります。
今、ほとんどのクルマはディスクブレーキというシステムを採用しています。

 

文字通り回転するディスクをパッドと呼ばれる部品で挟んで止める仕組みになっています。
問題が起きている場合の多くが、このディスクかパッドに原因があります。

 

たとえば、本来はディスクの表面は平らであるはずなのに、わずかに歪んでいて、そのせいでがきちんとディスクに密着しないということがあります。
なぜ、ディスクがそういう状態になるかというと、やはり乱暴な運転でしょう。
ディスクはある意味、消耗品(摩耗するため)です。「習慣1」でもお話しした通り、ブレーキの踏み方に気を遣わない運転をしている人のディスクは均一に摩耗しないのです。
パッドの側にも同じようなことがいえます。
とはいえこの時点では、とりあえずブレーキはきくし、まったくきかないわけではない
ので、なかなか修理に持って行かない人が多い傾向にあります。
交換してもそれほど高価なパlツではありませんし、調整といったレベルで解決するこ
ともありますので、そのままにしておかないで修理に出してください。

 

なんといっても、ブレーキは安全には欠かせないものですから。

 

「カラカラ」という音は最悪

エンジンのまわりには、振動を抑える手段のひとつとしてマウントという部品を配しています。

 

これはゴム製なのでどうしても経年変化で劣化して、硬くなります。

 

このマワントが原因で振動を起こす可能性があることも、頭に入れておいてください。

 

いずれにしろ、「ガタガタ」という振動を感じたら、なるべく早く修理してもっらって下さい。振動は車の大敵です。

 

長年にわたる振動は、ボクシングでいうところのボディブローのようにクルマの随所にダメージを与えます。

 

もちろん、乗っている人の疲労度にも影響を及ぼします。

 
エンジンをかけているときに、「カラカラ」「カッカツ」などと乾いた音がすることがあ
ります。

 

この場合はかなり悪い知らせです。

 
その音がする要因を説明するには、エンジンの構造をこと細かに述べる必要があるのでここでは省略しますが、エンジンのパlツのひとつにタペットという部分がありまして、そこにトラブルが起きていることが考えられます。

 
これらの音の要因のすべてが、タペットの不具合によるものとは断定はできませんし
エンジンが動いているからといって放置すると、大規模な修理のかしタベットであれば、必要性がでできます。

 
早い段階なら、調整などのわりと納得の出来る範囲の修理費ですみます。

 

カラカラ音がした場合は、そのままにして乗っていてはいけません。

 

とにかく可及的すみやかにディlラーやショップでみてもらいましょう。

 
エンジンまわりからの異音でいうと、補器類を動かしているベルト(ゴム製)が「キユ
ンキュン」「シュンシュン」と鳴っていることがあります。

 

これはベルトが劣化して硬くなり、空回りしている証拠です。

 

切れるとハンドルは重くなり、クルマが動かなくなるおそれがあるので、直ちに修理してもらってください。

「ガタガタ」という振動を感じたら

ものすごく当たり前な話からはじめますが、クルマのエンジンというのは吸入、圧縮、燃焼、排気という4つのサイクルで成り立っています。

 

このサイクルがスムーズにいっていれば、基本的にエンジンは調子がいいはずです。
しかし、この中の一つでもうまくいかないと、それがたとえば振動となってドライバーに調子の悪さを伝えます。
では、エンジンの調子の悪さはどうやったらわかるのかというと、け(アイドリング状態)でもすぐにわかります。
エンジンをかけた瞬間にエンジンルlム(ほとんどの場合クルマの前側)が「ガタガタ」とするのは、エンジンがバランスよく動いていない証拠です。

 

AT車の場合は、PレンジからDレンジに入れると、さらに振動が激しくなります。

 

エンジンをかけただやっかいなのは、程度の問題にもよりますが、しばらくはそのままでも走っていられるということです。

 

ですが、このまま放置しておくと、エンジンが壊れてクルマは動かなくなります。

 

修理代もたいへん高くつきます。
エンジン自体の調子が悪いわけではなく、エンジン内に火花を散らす役割を担う。

 

フラグのコlドが劣化しているというケlスもあります。

 

この場合もやはりガタガタという感じで伝わってきます。

 
ガソリンをエンジンに噴出するインジェクションという部分も、問題が生じやすい箇所
です。

 

不具合がおきて適切な量をエンジンの内部に送り込めないと、効率よくガソリンが
燃えてくれません。燃費も悪くなります。

 
アクセルペダルを踏んでも前ほどの力が出ないので、うという悪循環になるのです。